今週は、感謝やお礼の気持ちを伝えるひと言についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法              < 感謝の伝え方(3)
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                         お歳暮のお礼メール

ちょうど今の時期、
会社間でもお歳暮のやり取りが行われていると思います。

お歳暮を受け取ったときは
はがきや手紙で礼状を送るのが通例ですが

少しでも早くお礼の気持ちを伝えたい、と
メールでお礼をするケースも増えてきました。

こうしたお礼のメールでは
「お歳暮をお送りいただき、ありがとうございます」
という一文が定番ですが

「お歳暮」を
「結構なお品」に替えたり、

「珍しいものを頂戴し」
とお歳暮の中身に触れた言い回しにするだけでも
変化がつけられます。

「お歳暮をお送りいただき」の代わりに
「いつもお心遣いいただき、ありがとうございます」
と、お歳暮に込められた相手の気持ちを汲む
一文にしてもいいですね。

実例のお礼メールを紹介します。

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お歳暮をお送りいただき、ありがとうございました。

珍しいかりんとうで、みんな大喜びでいただきました。
パッケージもおしゃれなので、
これから手みやげにするときに使わせてもらおうと思います。
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送った先はデザイン系の制作会社です。
広島の地酒の酒粕を使ったかりんとうのセットを送ったのですが

味よし、デザインよしの品なので
きっと喜んでもらえるはず、と思っていたら
予想通りの反応で、うれしくなりました。

文面自体は短く用件だけを書いたものですが
「ありがとう」の中身が伝わってきます。

お礼状に書く定番フレーズに
「感想」をプラスすることで
型どおりでない“伝わる”お礼メールになる好例として
参考にしてください。

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今週は、感謝やお礼の気持ちを伝えるひと言についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 感謝の伝え方(2)
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                     「ありがとう」の代わりに

 感謝の言葉としてもっとも頻繁に使われるのが
 「ありがとうございます」ですが
 次に、ぜひ覚えておいてほしいのが

 「おかげさまで」

 です。

 自分一人ではなし得ないけれど
 あなたの存在や協力や手助けによって
 支えられています、という感謝の気もちを
 伝える言葉です。

 久しぶりに連絡を取る相手へは

 「おかげさまで、変わりなく元気にやっております」。

 力を貸してくれた相手へは

 「おかげさまで無事、納期に間に合わせることができました」。

 「ご指摘いただいたおかげで、損失を出さずに済みました」

 といった「その後の結果」を知らせつつ
 最後に「ありがとうございます」と
 伝えると、具体性が増し、状況報告にもなります。

 もう一つ、「ありがとうございます」に代わる言葉として
 覚えておくとよいのが
 「恐れ入ります」
 です。

 「ありがたい」という感謝と
 「申しわけない」という恐縮する気持ちが
 両方込められた言葉です。

 「すみません」と書いたり、言ったりしそうになるときは
 「恐れ入ります」
 を使ってみましょう。

 「お手数をおかけして、恐れ入ります」
 「ご足労いただき、恐れ入ります」

 のように、相手に時間や手間を取らせてしまったときに
 感謝を込めて使うとよい言葉です。

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今週は、感謝やお礼の気落ちを伝えるひと言についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 感謝の伝え方
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                       「ありがとう」の前に

 今年1年を振り返り
 客先や社内でお世話になった方々に
 伝えたいのが「感謝の言葉」です。

 感謝の言葉としてもっとも頻繁に使われるのが
 「ありがとうございます」
 です。

 「ありがとうございます」の前に
 ひと言添えると、
 何に対しての感謝なのかが
 相手に具体的に伝わります。

 例えば

 「いつもお心遣いいただき、ありがとうございます」
 
 何かと自分のことを気にかけてくれている相手へ
 感謝の意を伝える時や
 お歳暮や気遣いの品を受け取ったときの
 お礼の言葉として用いたい一文です。

 ポイントは「いつも」を添えること。
 継続的な相手との関わりを際立たせる
 言葉です。

 些細なことでも
 相手の行為や配慮に気づいたら

 「ご丁寧にありがとうございます」
 「ご親切にありがとうございます」

 とひと言伝えるようにするのも
 いいですね。

 このような状況の時は、つい
 「すみません」を使ってしまいがちですが
 「ありがとうございます」を
 意識して使うことをお勧めします。

 当メールマガジンで繰り返し
 述べていることですが
 相手に悪いな、という気持ちを伝える
 「すみません」より

 うれしい、という気持ちを伝える
 「ありがとう」の方が
 相手の心に響くからです

 自分が言われてうれしいのは
 どちらの言葉かを考えてみてください。

 大したことはしていないつもりでも
 相手が喜んでくれていると思うと
 自分もうれしくなるものです。

 「ありがとうございます」は
 喜びを伝え、交換し合う言葉でも
 あるわけです。

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メールマガジン【仕事美人のメール作法】の過去の記事が
「まぐまぐニュース」で取り上げられました。

▼「言う」の尊敬語と謙譲語は?覚えておきたい敬語の上手な使い分け

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今週は、たまったメールの整理や設定などをチェック!
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < メールの見直し(5)>
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                   データファイルの整理・見直し

 メールに添付することの多い
 データファイル。

 きちんと整理できていますか?

 パソコンやUSBなどの記憶媒体に保存している
 データファイルも
 年に一度は見直しを。

 テーマや案件ごとにフォルダを作り
 データを保存していると思いますが
 次の点をチェックしてみましょう。

   □ 中に何も入っていないフォルダはないか。

   □ 不要なデータを保存したままにしていないか。

   □ ファイル名が分かりにくいものはないか。

 フォルダをチェックしていくと
 別件のフォルダが何かの表紙に紛れ込んでいた
 ということもあります。

 使用済みだったり古くなったりしているデータは
 削除。

 たまったファイルは、要・不要を確認し
 タイトルを付け直したり、フォルダに分類して
 整理。

 ファイル名には
 ・日付を入れる
 ・順番が分かるようにする
 とういったルールを設けておくと
 整理しやすく、探し出すときも楽です。

 フォルダを開き
 「表示」→「並べ替え」→「更新日時」で
 ファイルが表示されるようにすると
 新しいデータ順に一覧できるので
 わたしはよくこうして整理しています。

 パソコンやケータイ、スマートフォンにたまった
 画像や動画のデータも
 放っておくと増える一方なので
 時間を作って整理をするといいと思います。

 
 メールもデータも
 「ためない」のが一番。

 読んで理解・把握できた情報は
 削除・一時保存・保存
 と分け、

 保存した情報も
 週に1回とか月に1回チェックして
 整理していく

 といった「ためない」流れを
 作ることを心がけたいものです。



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 【しごび】 の お 知 ら せ
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 忘年会真っ盛りのこの時期に
 ひっそりイベント企てました・・・

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           神 垣 悩 み 相 談 室
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今週は、たまったメールの整理や設定などをチェック!
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法              < メールの見直し(4)>
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                         辞書登録の見直し

 メールや文書を書くにあたり、
 パソコンの「辞書登録」機能を活用している人も多いと思います。

 例えば
 「お」と入力すれば
 「お世話になっております。神垣です。」
 に変換。

 「あ」と入力すれば
 「ありがとうございます。」
 と変換されるといった具合に

 使用頻度の高い語句や
 社名や名前で、入力や変換に時間がかかるものを
 辞書登録しておくと時間短縮が図れ、入力ミスも防ぐことができます。

 この「辞書登録」した内容も
 年に一度はチェックすることをお勧めします。

  □ 同じ言葉を重複して登録していないか。

  □ 登録しているが、ほとんど使っていない言葉はないか。
  
  □ 逆に、よく使うのに未登録の言葉はないか。

 また、登録している言葉に誤りがないかも
 確認しておきましょう。

 社名や商品名の表記で
 「ユ」か「ュ」か
 「ヨ」か「ョ」か
 「ー」を使うのか、使わないのか
 といった違いも今一度確認を。

 「辞書登録」の精度を高めて
 今後も「速く、正しく」文字入力できる
 体制を整えておきたいですね。


 ▼辞書登録の方法を過去の記事で紹介しているので、参考にしてください。

 辞書登録で時短< 時短メール >VOL.1680
 



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 【しごび】 の お す す め
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 またもやメルマガのバックナンバーが
 「まぐまぐニュース」で紹介されました!

 ビジネスメールで使う頻度が高い
 「行く」「来る」「言う」「する」の
 尊敬語の使い分けについて取り上げています。

 ▼「言う」の尊敬語と謙譲語は? 覚えておきたい敬語の上手な使い分け
 

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