今週は、困った相手への対応メールについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 困ったちゃんへの対処法(3)
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秘密にしたがる人

「ここだけの話だけど…」というメール、もらったことありませんか?

▼ 限定感を演出しつつ、噂を広める困ったちゃん
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「ほかの人には言えないけれど、あなたにだけは知らせたいから…」。
そんなわけありな事情もたまにはあります。

相手を傷つけないため、あるいは余計な気を遣わせないために、その人の
耳にはいらないよう敢えて口をつぐむということもあるでしょう。

そんな「ここだけの話」は「ここだけ」におさめておくのが大人のたしな
み。

でも、中にはその“守秘義務”が重荷になって自分一人で抱えきれず、思
わず禁を破ってしまう人もいます。そういう相手を選んでは「ここだけの
話」を吹き込み、巧みに噂を広める輩もいます。

律儀に秘密を守り、誰にも言わずにいたら、しばらくして「え? 本当に
誰にも言っていないの!」と驚かれたことがあります。驚くのはこちらの
ほうですが、こういう確信犯もいますので、ご用心。

結局、「ここだけの話」は「ここだけ」にとどまらないのが常。その手の
話題をふられたら、読み流してしまうこと。いちいち本気で反応している
と、トラブルの種を自ら拾い、育てるようなものです。

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今週は、困った相手への対応メールについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 困ったちゃんへの対処法(2)
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勘違いしている人

場の空気が読めない。自分の立場がわかってない。自己主張ばかりする。
新人、後輩、部下に少なからずいるタイプです。

▼ 根気よく一から教え、理解させる
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なぜ、そうなるかというと、結局、物事や自分の役割が分かっていないの
です。

「常識がない!」と一蹴する前に、そういう勘違いタイプの困ったちゃん
には、一から言い聞かせるように説明します。

注意する時は、必ずその理由と、どうやって直したらいいかを具体的に伝
えます。分からない、知らない、経験がないから暴走するのであって、理
屈やルールを教え、本人が理解すれば、少しずつでも改善されていきます。

気をつけたいのは、注意をするときは一対一ですること。社内やグループ
のMLやブログなど、複数の人の目に触れる場で名指ししたりしないことで
す。メールに限らず対面の場合も同様です。

「それじゃあダメ」「あなたはダメ」と、
否定の対象があいまいだったり、相手の人格を否定したり
するのもNGです。

「こういう書き方は相手に失礼だから、ダメ」
「さっきのあなたの発言は配慮が欠けていましたよ」
と、注意する部分を明確にし、ダメな理由も説明することです。

感情的にならず、相手が気づき、理解するまで
根気よく続けていくことです。

<追記>
 注意する際は「ダメ出しで終わり」にするのではなく
「なぜ、ダメなのか」と「こうしたら良い」という改善策を
 示すことです。

 一度で理解できるとは限らないので
 指摘・教える側は相手が分かるまで継続する
 根気も必要ではないでしょうか。

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今週は、困った相手への対応メールについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 困ったちゃんへの対処法
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噂話・悪口が好きな人

噂好き、悪口スピーカーのような人が必ずいるものです。

▼ 相手にせず読み流す
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タチが悪いのが、一見、仲間を装いつつ本人のいないところで他の人へ噂
を吹聴したり、悪口を持ちかける輩。

気になることがあれば、本人に直接伝えればいいものを、本人以外の人に
噂や悪口をばらまいて盛り上がるのが好きな困ったちゃんがいます。

たとえば、さしさわりのない話題のメールをよこし、最後に「ところで、
○○さんのメルマガのタイトルどう思う?」などと、核心部分を最後の方
に持ってきて巧妙に誘い水をかけてくる人。

そういう相手の誘導には乗らないことが一番。読み流して反応しないこと
です。あるいは「私はそうは思わないけど」ときっぱり否定すると、それ
以上話は進みません。

噂や悪口の渦に飲み込まれず、無関心を装って同調しない。それが大人の
賢い対処法でしょう。

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不定期の週末特別企画です。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 間違いやすい言葉講座(3)
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混同しやすい慣用句

先日、文化庁の平成17年度「国語に関する世論調査」の結果について発表
されました。記事を読んだかたも多いと思いますが、間違いやすい慣用句
を今一度取り上げてみましょう。

あなたは、どちらの言い方を使いますか?

●周囲のみんなに明るくにこやかな態度を取ること
○ あいきょうを振りまく
× あいそ(う)を振りまく

「あいきょう」と「あいそ(う)」の混同。
「あいそ(う)がいい」とは言うが、「あいそ(う)を振りまく」とは
言いません。

●激しく怒ること
○ 怒り心頭に発する
× 怒り心頭に達する

「心頭」とは「念頭、心の中」という意味。

●我慢できない思い
○ 腹に据えかねる
× 肝に据えかねる

「肝が据わる」との混同。

●はっきりと言わないあいまいな言い方
○ 言葉を濁す
× 口を濁す

「口をつぐむ」とは言いますが、「口を濁す」とは言いません。

その他、「気になる言い方」にあった
「白羽の矢が当たった」は
白羽の矢が立った」が正しい表記です。

※文化庁 平成17年度「国語に関する世論調査」の結果について
http://www.bunka.go.jp/new_fr4.html

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今週は、誤解の元になる書き方について考えます。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 誤解を招くメール(4)
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誤解をなくすための配慮

メールの言葉は冷たく響きます。

▼ 書き方一つで印象は変わる
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書き手が怒っていたり、不機嫌であったりしなくても、
読み手にはそう誤解されやすい面があります。

必要以上に飾ることはありませんが、
丁寧に相手の気持ちを汲んだ表現にすると、
心遣いのある感じのよいメールになります。

例えば
「お願いになるのですが、今後の打ち合わせは
可能な限り少なくて済むように効率よく進行してください」
という表現。

上記の一文で、お願いの気持ちは伝わるでしょうか。

「お願いがあります。、
今後の打ち合わせをが最小限で済むよう
お取りはからいいただけますか」

冒頭の文「お願いになるのですが、」と続けずに
「お願いがあります。」と言い切り、
次の文の末尾を「お取りはからいいただけますか」と
相手に問い掛ける表現にすると、印象が変わります。

メールを書き終えたら、すぐに読み返し、
相手の受け取りかたを考えながら推敲をしましょう。

ちょっとしたことですが、これを習慣づけることで、
配慮のある適切な文章が書けるようになります。

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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法       < 誤解を招くメール(3)
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主語なきメール

主語がないメールも誤解を招きやすいです。

▼ 冷静に書かないと伝わらない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

長い付き合いの女友達が送ってくるメールは、ほとんど主語がなく、まる
で詩のよう。

本人をよく知っているので、何を言わんとしているのか、ある程度想像で
きるのですが、付き合いが浅いとかなり難解なメールになることは必至。

思いがあふれている状態や感情的になっている時のメールも主語が省かれ
がちなので、気をつけましょう。

一時的な感情でわ~っと書いてしまったメールは、
書いた本人は気分がスッキリするのかもしれませんが、
読む側には「誰が」「何を」「どうする(どうしたい)」のかが
分かりにくく、解釈や理解に苦しむことがあります。

読み手の精神状態によっても、捉え方が異なることがあるので、
軽い気持ちで書いたメールが深刻に受けとめられたりすることも。
平常心で用件のポイントを

絞って書くことを心がけたいものです。

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