今週は、訃報に関するメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 悲しみのメール(3)
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                      お悔やみの言葉に対して 

 自分の近親者に不幸があったことを知った人から
 言葉をかけられる……

 ということが対面や電話以外に
 メールのやりとりでもあります。

 「このたびはご愁傷様です」
 「このたびは、お悔み申しあげます」

 と気にかけてくれた相手に対して
 どのように応えればよいでしょうか。

 「ありがとうございます」

 相手からのお悔やみの言葉に
 お礼の気持ちを伝えるという意味で
 思い浮かぶ言葉ではありますが
 返答としてはふさわしくありません。

 「恐れ入ります

 が、このような場合の適切な返答です。

 メールのやりとりだけでなく
 葬儀の受付で列席者から香典を受け取るような場面でも
 「ありがとうございます」
 ではなく

 「恐れ入ります」
 と言って受け取るのがふさわしい対応です。

 TPOにあわせて
 その状況に合った言葉を使って対応できるようにしたいですね。

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 【しごび】 の お す す め
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 自分の視点ではなく
 相手の視点。

 これ、営業だけでなく
 「書く」ときにもとっても大切。

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今週は、訃報に関するメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 悲しみのメール(2)
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                         訃報を知ったあと 

 親や兄弟など、相手の近しい人の訃報を知ったあと
 メールのやりとりをするような場合
 何かひと言、言葉をかけるとしたら……

 「元気を出してくださいね」
 「一日も早く元気になってください」
 といった、励ましの言葉は差し控えた方がよいでしょう。

 他人が思うほど、簡単に気持ちが切り替わるものではなく
 相手の悲しみを癒すことにはならないからです。

 それよりも、常套句ではあっても
 「このたびはご愁傷様です
 「このたびは、お悔み申しあげます
 といった言葉をかけるに留める方が適切でしょう。

 懇意な相手であれば
 「お辛いことでしょう
 と相手の気持ちを思いやる言葉をかけることも。

 いずれにせよ、どんなに言葉を重ねても
 相手の悲しみにとって代わることはできません。

 多くを語らず、お悔やみの言葉をかけるだけとし
 伝えるべき用件に入っていく方がよいと考えます。

 取り急ぎの用件がないのであれば
 本人が落ち着きを取り戻すまで
 そっとしておいてあげるのもひとつではないでしょうか。

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今週は、訃報に関するメールについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 悲しみのメール
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                            婉曲な表現 

 身内の訃報、相手の訃報に対して
 メールで連絡をする必要があるとき
 どのような言葉をかけるべきか気を遣うものです。

 相手の身内や関係者が亡くなったようだ…
 と、まだはっきりした状況が分からないとき
 どのように確かめてよいのか迷います。

 このような場合
 直接「死」を連想させる表現は、できるだけ避けます。

 「死ぬ」の婉曲な表現としては
 「亡くなる」がありますが

 「どなたかお亡くなりになったのですか?」
 という尋ね方のほか、

 不確かな情報であることを前提に
 「どなたかにご不幸でもあったのですか?」
 「どなたかにご不幸があったのですか?」

 という尋ね方をするとさらに婉曲になります。

 ちなみに「亡くなる」という表現は
 人に使うもので、ペットなど、人以外には使いません。

 家族同様、身内のように接してきたペットでも
 「先日、死にました」という表現の仕方をします。

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今週は、漢字と仮名の使い分けについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法            < 漢字か、仮名か?(5)
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                       「出来る」と「できる」

今週は、漢字と仮名の使い分けについて
取り上げてきました。

「出来る」と「できる」。

これも、パソコンで文字変換されるままに
あまり気にせず使われていることの多い言葉です。

使い分けのポイントとしては
名詞として、ものができること、できあがること、できあがったものを
 指すときは、「出来」と漢字表記に

例)上出来 出来合い 出来心 出来上がり

動詞、副詞として使う場合は仮名表記とします。

例)確認することができる 理解できる できるだけ できる限り

今週取り上げてきた
「漢字と仮名の使い分け」については、

最終的に、相手に意味・意図が正しく伝わればよく
必ず使い分けるべき、という厳密なものではありません。

ただ、「違い」があることは知っておいて
よいと思います。

さらに、メールの文章では
行間・文字間とも詰まって文字が羅列されるため

漢字よりも画数の少ない「平仮名」を使って
文字の並びの「詰まった感」を和らげることも
必要と考えます。

頻繁に使うことの多い
「頃」「迄」「達」
「下さい」「出来(る)」
などの言葉は、できるだけ仮名表記にする方が
文面が読みやすくなります。

メール文を書くときは
意味の違いと使い分けの基準を知ったうえで
漢字と仮名の比率を意識してみましょう。

※参考

 
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今週は、漢字と仮名の使い分けについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 漢字か、仮名か?(4)
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                          「頃」と「ごろ」

今週は、漢字と仮名の使い分けについて
取り上げています。

「頃」と「ころ(ごろ)」
あなたはどちらをよく使いますか?

名詞の一部あるいは
名詞に付いて、「その点でちょうどよい」という意を表す場合は
「頃」と漢字表記します。

例)合い見て 日から 手な品 そういう年頃 食べ

一方、特定の時期や日時の後に付く場合は
平仮名の「ころ・ごろ」を使います。

 例)去年の秋ごろ 16日14時ごろ 2010年ごろ

上記の書き分けは
新聞表記によるもので、一般には厳密に区別されているわけでは
ありません。

ですが、「特定の時期を表す」場合は
その時期、日時が「主」であり、
「ごろ」という言葉は「従」の関係にあるため

表記の上では平仮名書きにする方が
見た目の印象が強くなりすぎず、読みやすくなるのではないでしょうか。

 
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会 場  レトワールフリヨン

参加費  ★一般は 3000円ですが
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★レトワールフリヨンのおいしいパンと飲み物付

定 員  10名(定員になり次第、締め切ります)

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情熱を注ぐ小渕さんのお話
ぜひ、聞きに来てください!!

 

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今週は、漢字と仮名の使い分けについてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 漢字か、仮名か?(3)
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                      「下さい」と「ください」 

漢字と仮名の使い分けについて取り上げます。

メールや文書で使わない日はないと思われる言葉の一つが
「下さい・ください」です。

日常的に「下さい」と漢字表記を使っているケースがほとんど
思いますが

これも「下さい」と「ください」では
意味の違いがあることをご存じですか?

相手に物や何かを請求するとき
「ちょうだいしたい」という意を表すときは
「~を下さい」「~を下さる」
と漢字で表記します。

例)少しお時間を下さい。
  領収書を下さい。

一方、動詞の連用形に補助動詞として付く場合は
「ください」「~してください」
と平仮名表記にします。

例)ご検討ください。
  お座りください。
  止めてください。

漢字の「下さい」は、動詞「くれ」の尊敬・丁寧表現。
仮名の「ください」は補助動詞として、
何かをお願いするときや、敬意を表すときの尊敬・丁寧表現
という違いがあります。

例)飲み物を下さい。
  どうぞ、お飲みください。

 
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