今週は、言葉の本来の意味について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 本来の意味 >
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「姥桜」
「姥桜」と書いて「うばざくら」と読みます。
「私は社内でもすでに姥桜ですから」
という一文では
「自分は古株、お局ですから」という
やや自虐を含む謙遜の意で「姥桜」という言葉を使っています。
文字のイメージから
「姥桜」→老いた桜の木→年配の女性
と想定されるからです。
しかし、
「姥桜」とは、
女盛りを過ぎても、なお美しさや色気が残っている女性
というのが本来の意味。
そうすると、上記の例文は
謙遜どころか、自慢になってしまいます。
本来の意味からすれば
自ら使うのではなく
相手に対する褒め言葉として使うのが適切な言葉です。
ただ、本来の意味を知っていても
「姥」という文字が与えるインパクトが強く
少々、人に対して使うには勇気がいる言葉ではあります。
今週はこのように、
実は知らずに使っていることの多い
言葉の本来の意味を紹介していきたいと思います。
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