今週はお客様にお待ちいただく際のメール対応についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < お待たせするときのメール
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                     あるネットショップの事

 ある商品をネット販売している知人に久しぶりに電話をしたら…。

 その商品が全国紙で紹介され、急に売れ始めて毎日対応におおわらわと言
 うではありませんか。これにはびっくり! 

 商品もそれを販売する本人も数年前から知っていますが、なかず飛ばず状
 態が長く、商品もいいし本人の人柄もいいだけに影ながら心配していたの
 です。

 ▼ いつでも発生しうる、お待たせする事態
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 ところが今では、注文が殺到して商品の発送が追いつかない状態。年内は
 会う暇もないと言うのです。

 数カ月前までは「どうやったら売れるか」ばかり考えていたのに、今は
 「どうやったら注文に追いつくか」を考えているとは、本人の弁。
 うらやましい話です。

 お待たせしているお客さんも少なくなく、毎日メールを開くのがコワイと
 も。

 「それじゃあいかん!」と、お待たせしているお客様に向けた対応メール
 について少しばかりレクチャーしました。

 このように“青天の霹靂”と言える幸運なケースはそうはないかもしれま
 せんが、何かのトラブルで商品の発送が遅れる、資料の提供が遅れる、と
 いう事態は身近に起こりうること。  

 そんなわけで今週は、お客様をお待たせする際の対応メールについて取り
 あげてみようと思います。

 で、どんな商品かって? 

 それは今週の最後にお知らせします。お楽しみに!

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今週は余計なお節介メールについて考察します。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 後悔、先に立たずなメール(5)
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急いては事を…

今週述べてきた“余計なお節介メール”を防ぐための鉄則。
それは「聞かれるまで言わない」こと、これに尽きると思います。

相手が求めてもいないアドバイスを自分からしたり、相手に頼まれてもい
ない紹介や取次ぎを勝手にしたり…これらは気を利かせたというより、単
なるお節介に過ぎません。「察する」と「おせっかい」は紙一重。

自分から余計なことをしなくても、本当に助言がほしければ、相手から尋
ねてくるものですし、紹介が必要な時には依頼もあります。

相手のアクションがあってから初めて動いても遅くはありません。

▼ 知ったかぶりのカッコ悪さ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

メールでも対面でも、聞かれもしないことをぺらぺらと語り、知ったかぶ
りをして自分が知っているありったけの知識を披露した後で「****は私も
よく利用します」「XXXへは何度も行くんですよ」と返された時のキマリ
の悪さといったら…。

『上には上がいる』ことも肝に銘じておきたいです。

私はせっかちな性分で、思い立ったらいてもたってもいられず、だ~っと
勢いで書いたメールを相手に送りつけ、顰蹙や困惑を買った経験が少なか
らずあります。

思いに任せて一方的に情報を送る前に、「待つこと」「間をおく」ことで
相手が必要とする助言や情報を吟味し、的確に提供できる冷静さも必要と
日々感じています。

メールもコミュニケーションの一手段。スピードはもちろん重要ですが、
相手と「対話する」間合いも大切にしたいなと思います。

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今週は余計なお節介メールについて考察します。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 後悔、先に立たずなメール(4)>
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自分の経験は絶対か?

メールでも対話でも否定から入ると、相手にはなかなか受け入れてもらえ
ません。

ここ一年ばかり、きものにハマり、機会を見つけてはきもので出かけてい
ます。

私が“きものの師匠”と仰ぐ友人は、私のきものの着こなしが今ひとつの
ときも最初に良いところを見つけてはまず誉めてくれます。

そのあと「ここはもっとこうしたらいいよ」と注意やアドバイスをくれる
ので、素直に聞けるし、次はもっと頑張ろうとやる気になります。

かつて、彼女自身が着付けの経験豊富な先輩に会うたび「その組み合わせ
はおかしい」「その着こなしは変」と頭からダメ出しされ、がっかりした
経験があるので、人にはそれをしないのだと聞き、なおさら彼女のことが
好きになりました。

▼ 自分の経験を過信しない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

人間誰しも間違いや勘違いはあります。経験や知識の未熟さは当の本人が
一番自覚していたりもします。自分の経験値を基準に、そのレベルに達し
ない相手をハナから否定するのは実は簡単なこと。

ですが、よちよち歩きの幼児がいきなりさっさと早足で歩けないように、
順を追い経験を積むことでより良くなれることも多くあります。

一足飛びに「できない」ことを否定する前に、足りない部分を指摘し、手
助けすることも時に必要。

これはメールでも対面でも同じで、自分の基準だけで相手の良し悪しを批
判すると、両者の間に溝はできても建設的な感情は生まれません。

経験という名の古びた感情・感覚だけを印籠のように振りかざし、気がつ
けば凝り固まった価値観から抜け出せない「裸の王様」にならないよう、
自戒しています。

『脳ある鷹は爪隠す』と言いますが、経験や知識が豊富でその道に精通し
ている人ほど「もっと良くなりたい」という意識も高く、勉強家で指導上
手。相手のレベルに合わせて適切な意見やアドバイスを与えられるので、
さらに信頼が増すという良い循環ができているように感じます。

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今週は余計なお節介メールについて考察します。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 後悔、先に立たずなメール(3)>
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提案する前に

<エピソード-2>

リレー形式でエッセイを連載する企画。私の担当回がそろそろ終わるの
で、お得意先の経営者をその媒体にご紹介しようと思い、執筆の打診を
しました。

「XXX紙にエッセイを連載していますが、私の担当もそろそろ終わるため、
次回の執筆者として○○様をご紹介させていただきたいと考えています。
原稿は月一回900字程度です。御社の取り組みをアピールする好機にも
なると思いますので、ぜひ、お願いいたします」

というメールをお送りしたところ、客先からは忙しくて原稿執筆にまで手
がまわらない旨を詫びるメールが届きました。

▼ 自分の都合より相手の都合
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

相手の都合も聞かず、一方的な判断で事を進めようとして失敗した例です。

文章を書く機会の多い相手だったので、執筆も当然受けてくださるものと
決めてかかり、いきなり打診したのがいけませんでした。

執筆が生業の人ならともかく、多忙な本業の傍ら、連載原稿を書くことが
相手の負担になることまで考えが及ばなかったのです。

このような場合、まず
「XXX紙に毎月連載されているリレー形式のエッセイを担当しています。
もし、可能でしたら、次回の執筆者として○○様をご紹介させていたけ
ないしょうか?」
と、まずは相手の都合を尋ねるべきでした。

こちらが相手のメリットになるのではないかと提案したことも、場合によっ
ては相手の迷惑になることもあります。

相手の都合も聞かずに、こちらのペースで詳細を畳み込むのも無用にプレッ
シャーを与えることに。

『急がず、段階を踏んで事を進める』ことを学びました。

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広島限定情報ですが…

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12月10日はきものでクリスマス・パーティー!
http://www.kimonoasobi.info/event/xmas2006.html

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ひろしまきもの遊び恒例の『きもの de クリスマスパーティ』
今年もありますよ~。もちろん、私も参加します。
当日のきものコーディネートを今からうきうき思案中!
プレゼント交換やお楽しみ抽選会もありますよ。

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今週は余計なお節介メールについて考察します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 後悔、先に立たずなメール(2)>
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情報提供する前に

<エピソード-1>

ある編集者からのメールに「機会がありましたら、広島で注目の企業や
経営者をご紹介ください」とありました。

即座に思いついたのが、広島で業績をあげ東京進出を果たした某社。

「XXという会社をご存じないですか? ***を活用した営業改革を専門とす
るコンサルタント業をされています。△△社長は広島で同社を立ち上げ
現在は東京に本社を置かれ、広く活躍されています。同社では云々…」

と、すぐさまその編集者に返信しました。すると、その会社についてはす
でに知っており、社長に原稿執筆を依頼したこともあるとの返信。

相手は知らないだろうからと、メールにくどくど書き連ね失敗した例です。

▼ 自ら語る前にまずは…!?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

このケースでは

「注目の企業についてのご紹介ですが、XXという会社をご存じないですか?」

の一文に留め、まずは打診。
相手が知っているか、知らないかを尋ね、その反応を見てから詳細を説明
すれば良かった…と思いましたが、あとの祭りでした。

この失敗の原因は「相手はXX社について知らないだろうから」という前提
で先走って詳細までメールしてしまった点。少しでもヒントになればと、
先回りして情報を盛り込みすぎてしまったのです。

『語る前にまずは尋ねる』というのが教訓になりました。

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                        情報提供の際の注意点

元来、感情過多で思い込みが激しい私は、余計な気を回しすぎて失敗する
ことがいい歳をした今でもよくあります。

▼ 最初の情報提供は控えめに、という教訓
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

きっと相手は知らないだろうから、教えてあげよう。

この「知らないだろうから」という根拠のない親切心があだになるのです。
「知らないだろうから」というのは私の勝手な憶測。相手が必ずしもそう
とは限りません。

いや、むしろ、私以上に知っていることがあり、あとで冷や汗をかくこと
も…。そういうときほど自慢げに説明しているもので、そこには「私のほ
うが知っている」という奢りがなきにしもあらず。

こういう失敗を何度か経験し、何か人に知らせるときや紹介するときは
「相手はすでに知っているかもしれない」という前提で、最初の情報提供
は控えめにすることを心がけています。

特に、メールではその点を意識しています。つい、書き過ぎてしまうから
です。

先回りして人からとやかく言われるのが嫌いなのに、自分ではつい余計な
お節介メールを出している…この矛盾。

今週は、私の失敗談を交えながらお節介メールの予防策を考えてみたいと
思います。

 
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2007年のテーマは「日本の伝統文様」です。
書家ヤマモトテルミとわくわくしながら制作しました。

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