今週は、相手に確実にメールを読んでもらう工夫についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 読んでもらう工夫(5)>
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件名に差をつけるには…
ある技術系のポータルサイトが
登録会員向けに配信するメールマガジンでは
件名に「セミナー」と書かれていると、
読者からの反応が著しく低下すると聞きました。
日時や場所まで入れてしまうと、さらにクリック率が低下し、
サイトへの誘導も芳しくないということでした。
確かに私自身も、定期的に読んでいるメルマガタイトルに
「PR]「セミナー」の文字を見つけると、
即座に消去してしまうことが多いです。
件名の文字量も少なすぎると反応が悪く、
文字量が多くても専門用語が並んでいたり、具体的にイメージできないと、
やはり反応はよくないそうです。
最近、私も「感謝」と件名に書かれた相互広告の依頼メールを
受け取りましたが、迷惑メールと思い、削除しそうになりました。
通常のメールでも「お礼」「お詫び」という件名は、
迷惑メールと間違われやすいです。
名刺交換した相手から後日、
「山田太郎です」と件名にフルネームを入れたメールをもらう
ことがありますが、このような場合は苗字だけより
相手を認識しやすいです。
▼ まとめる能力、抽出する能力
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相手に確実にメールを読んでもらうには、
送信のタイミングもポイントの一つですが、
やはり件名に左右されることは見逃せません。
上記に挙げたのは、メルマガの例ですが、
通常のビジネスメールにも当てはまる留意点です。
同じ件名でやりとりを続けている場合も、
内容に注意して読んでほしい内容が含まれるとき合は、
件名を変えて送信することもときには必要。
相手が関心を持つ件名を、
その都度意識して考え、工夫していくことが
読ませるメールの第一歩です。
キャッチコピーを作る、要点をまとめる
ことを日ごろから意識して続けるだけでも
件名の書き方に差が出てきます。