今週は、誘いや依頼の断り方についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 断る理由(5)
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                          断った後の対応

 今週は、誘いや依頼の断り方について取りあげてきました。

 今回のテーマに関連して、読者のかたから
 次のようなご意見をいただいたのでご紹介します。

<読者からのご意見>———————————————-

  僭越ながら、私の意見を。

  「依頼を断る」ときに最も大事なのは、
  alternative, つまり代案を示すこと。

  申し訳ないけど、自分はその希望に応えられない。
  けれど、自分に依頼する以外にこういう方法もあるはずだ。
  それをやってみてはいかがですか。
  こういう風に相手に提案することだと思います。

  どうやって相手との関係を傷つけずに断って
  自分の対面を保とうかということに意を使うより、
  相手の身を一番に思いやること。これが最優先。
  このことが、結果的には相手の信頼を得ることにつながると思います。

                           (読者 K.K様)
 ——————————————————————

 K.Kさんのご意見の通り
 断るだけで終わらない対応を心がけることで
 断ることに憶病にならず、
 断った後も良好な人間関係を続けることができます。例えば…

 「あいにく、私は○○のため対応できませんが
  対応可能な人をご紹介できます」

 このように、対応可能な人を紹介できない場合でも
 「対応可能な人をあたってみます」
 という姿勢を示すことも大切です。

 「今日は○○のため、難しいですが
  明日なら朝一番に対応可能です。
  明日までお待ちいただくことはできませんか?」

 このように時間をずらすことで
 対応可能ならば、こちら提案してみるのもひとつです。

 誘いを断る場合は
 「次回は参加しますので、よろしくお願いいたします」
 「また、ぜひお声かけください」
 「知り合いにも声をかけてみます」
 という対応が考えられます。

 自分が対応できなくても
 できる人、できる時間、できる方法を
 提案することを、断る際には気に留めておきたいですね。

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今週は、誘いや依頼の断り方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < 断る理由(4)
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即答できない時は…

断りたいのに、断れない。
断る言葉が見つからず、つい「はい」と答えてしまい、
そんな自分を後で責めることに…。

断る言葉や理由がすぐに見つからない時は
保留にしてしまってもいいのです。
例えば…

「少し考えさせていただけませんか?」
「少し時間をいただいてよろしいですか?」
と、自分に猶予を与え、即答を避けます。

「いつまでに返事をすればよろしいですか?」
と、回答の期日を相手に尋ねてもよいでしょう。

即断即決できない
すぐに断ることができない場合は
その場で決めず、一旦、持ち帰ってみるのです。

ですが、保留期間が長くなるほど
余計に断りにくくなるので
結論は早めに出します。

断る場合は、
「よく考えてみましたが、やはり難しいです」
「社内で検討しましたが、同意を得られませんでした」
「当方の手に余る内容で、対処しかねます」
と時間をとって検討したが、不可能であることを
伝えます。

私は、自分が即断即決してしまう方なので
相手から「少し待って」という返答があった時点で
「おそらく難しいのだな」と判断することが多いです。

ストレートに断れない時は
一度保留にしてみるのも一つの方法です。

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今週は、誘いや依頼の断り方についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 断る理由(3)
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                       詳細に述べなくても…

 相手から招待されたものの
 行けそうにない…。

 そんなときの断り方は

 「せっかくお招きいただいたのに
  この日は先約があり、
  参加できそうにありません」

 「この日は先約があり」という理由を示す一文は
 「やむを得ぬ事情で」
 「どうしても都合がつかず」
 と状況に応じ、言い替えることもできます。

 「せっかくお招きいただいたのに」を文末に持ってきて

 「あいにく、この日は先約があり、
  参加できそうにありません。
  せっかくお招きいただいたのに残念です」

 と結んでもよいでしょう。断る理由をはじめに持ってくるので
 よりわかりやすいです。

 この場合の断る理由は
 「先約があり」「やむを得ぬ事情」「都合がつかず」
 という程度で十分。詳細に述べる必要はありませんが
 理由がないと、相手に訴えかける力が弱まります。

 「せっかく」「あいにく」「残念ながら」という
 緩衝材になる言葉を添えるようにすると
 表現が婉曲になるとともに、気持ちが伝わる文章になります。

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今週は、誘いや依頼の断り方についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法    < 断る理由(2)
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                        気持ちは無理でも…
 仕事が立て込んでいるときに
 追い打ちをかけるよに仕事の依頼があった場合。
 さて、どのようの断りましょうか?

 「今は無理です!」

 気持ちはそうでも、言葉にするなら
 次のような表現で…

 「お引き受けしたいところですが
  現在のところ、他の仕事で手がいっぱいで
  対応できない状況です」

 と、何もなければ引き受けたいが、
 それがかなわない状況であることを伝えます。

 「現在のところ、他の仕事で手がいっぱいで」に代わる表現としては

 「急ぎの仕事にかかっており」
 「本日中に提出の書類を作成中で」

 のように、相手の依頼に応えられない理由を伝えます。

 続いて、次のように
 「今すぐは無理でも、こうすれば対応可能」という方法を提示し
 フォローを。

 「もし、明日までお待ちいただけるようでしたら
  明朝から早急に取りかかりますが、いかがでしょうか?」

 「15時までお待ちいただけますか?
  この仕事が終わり次第、対応します」

 依頼を断るときは
 「できない」で押し通すのではなく
 「どうしたら、できるか」を相手共に考える姿勢を持ちたいですね。

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今週は、誘いや依頼の断り方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                                                            < 断る理由
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断る前に…

頼みごとや誘いのメールを受け、
OKのときは問題ありませんが
断るのは、メールといえども返信しづらいものです。

ですが、回答を先延ばしにするほど
断りにくくなり、相手にも迷惑をかけます。

最も避けたいのは
「その日はちょっと…」のような曖昧な断り方や
「嫌です」「無理です」といった感情優先の断り方。

断る場合、何かしらの理由を添えると
相手も納得しやすく、角が立ちません。

断ることで、付き合いが終わったりせず
できるできないの意思表示をきちんとしつつ
相手との付き合いを継続させるには・・・

断る際の返信パターンをいくつか知っておくことです。

今週は、そんな断るときの理由について
取りあげていきたいと思います。

▼ 断る前に感謝の言葉を
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
どんな断り方をするときにも
使えるフレーズが「ありがとうございます」です。

「ご依頼をいただき、ありがとうございます」
「お声かけいただきまして、ありがとうございます」
「お招きくださり、ありがとうございます」

断る場合もまずは
自分に声をかけてくれた相手に対する
感謝の気持ちを伝えましょう。

メールの初めに「ありがとうございます」があるだけで、
たとえ断りのメールでも悪い印象は与えません。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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  仕 事 ‎の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(5)
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                            「結構です」

<読者からの質問>————————————————

いつもメールを打ちながら迷う言葉があるのですが、
使い方をお教えいただけないでしょうか。

『結構です』

~様のご都合で決めていただいて結構です。
というような使い方をするのですが、
ちょっと上から目線のような気がしてなりません。

お客様や上司などに使っても良いのでしょうか?
(読者 Y.S 様)
——————————————————————

「結構です」には、「それでよいです」「満足です」
という意味があります。

よいと思う、満足に思うというのは
相手の行為を評した表現でもあるので
目上の相手から目下の相手に述べる場合に使う方が適切と感じます。

ですから、客先や目上の相手には
「~様の都合で決めていただいて結構です」という表現より

「~様の都合でお決めいただいて、差し支えありません」
「~様の都合でお決めいただければ、と存じます」
「~様のご都合を優先なさってください」

という書き方が好ましいです。

「差し支えありません」は「問題ありません」としても
よいでしょう。

 
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