今週は、的確なメールを書くための5つのチェックポイントをご紹介
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールを書く前の心構え(4)
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見せかけより、わかりやすさ

ビジネスメールを書く前に
心に留めておきたい5つのポイントを
今週はご紹介しています。

●チェックポイント<4>
うまく書こうとしてないか?

メールで
上手な文章、美文を書こうとしていませんか?

それゆえに、キーボードを打つ手が止まり
あーでもないこーでもないと悩むうちに
時間がどんどん経っていく……。

メールセミナーでもお話するのですが
ビジネスメールでは
小説やエッセイにあるような
「うまい文章」「美文」は求められていません。

それよりも大切なのは
「わかりやすい文章」
です。

「特段の事情がない限りにおいて」とか
「個別の事案についてはお答えを差し控えます」
のような丁寧だけど、結局、遠まわしで逃げ腰な表現を見かけますが

難しい漢字表記や難解な表現を使って
「教養がありそうに」見せているだけ。

あるいは

いわゆる業界用語や、
特定分野の人にしか通じない専門用語も
自分や職場内では当たり前に使っていても
外部の相手には通用しない場合があります。

いたずらに難しく表現すること = うまい文章
というイメージがあるとしたら、それはさっさと捨てて
「簡潔に」「わかりやすい」表現を心がけましょう。

目指すなら、
中学3年生が読んでも、理解でき、伝わる文章。

本当に教養のある人は、見せかけの小難しさではなく
誰にでもわかる平易な表現で伝える術を知っています。

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【しごび】 か ら お 知 ら せ
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初の男性ゲストにつき、はりきっております!

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第13回 【しごび トーク・カフェ】
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山口を拠点に、作家活動を展開中の
若きアーティスト竹部さんに、これまでのこと
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日 時  12月13日(金) 18:30~20:30

会 場  ソアラビジネスポート(ミーティングルーム)

参加費  一般 ⇒ 3000円 (飲み物とおいしいお菓子 付)
仕事美人のメール作法」読者 ⇒ 割引あり

定 員 10名(定員になり次第、締め切ります)

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今週は、的確なメールを書くための5つのチェックポイントをご紹介
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールを書く前の心構え(3)
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伝えるべきことを明確に

ビジネスメールを書く前に
心に留めておきたい5つのポイントを
今週はご紹介しています。

●チェックポイント<3>
「何を伝えたいか」がはっきりしているか?

メールは伝達のための一手段です。
「何を伝えたいのか」という目的がはっきりしていることが肝要です。

ところが、その「伝えるべきこと」を
書く側がはっきりさせないままメールを書くと
読む側には大事なことが伝わりません。

メールは
手紙と電話の中間に位置する伝達ツール。

ちょっと気を抜くと、限りなく電話のような調子で
思いついたままを文にしてしまうことがあります。

会話に例えるなら
前置きや雑談ばかりが長く
核心部分にたどり着かない
むだ話と同じ。

「書きながら、考える」ということでもいいのですが
その場合は、もう一度読み返して
読む側に「何を伝えたいのか」が分かる文章になっているか
チェックし、整えてからメールの送信を。

あるいは、メールを書く前に
「伝えるべき」ポイントを別紙に書き出し
一度整理してから、書き始めます。

こうした積み重ねによって
「何を伝えたいか」が頭の中でまとまり
さっと書き出せるようになります。

一読して
「それで、何が言いたいの?」
と読み手が首をかしげるようなメール文にならないよう

“ひと手間”かけて文章を書く習慣を
身につけましょう。

この習慣は、メールを書くときだけでなく
電話や口頭で伝えるときにも
役立ちます。

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今週は、的確なメールを書くための5つのチェックポイントをご紹介
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仕 事 の メ ー ル 作 法     < メールを書く前の心構え(2)
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                          相手との対話

ビジネスメールを書く前に
心に留めておきたい5つのポイントを
今週はご紹介しています。

●チェックポイント<2>
自分ことばかり書いていないか?

「私は○○と思います」
「私の都合は○○です」
「私が○○します」

このように、主語が「私」で始まる文が続くと
読み手は、命令や強要されているような気持ちになります。

早く決着をつけたい
早く物事を進めたい
と思う時ほど、「私は」「私が」という文章になりがちです。

はやる気持ちをぐっと押さえて
まずは相手の意向や考えを尋ねることも忘れずに。

Aさんは○○について、どのように思われますか?
Bさんのご都合をお知らせください
「(Cさんに)○○をお願いします

このように
自分の都合で先へ先へと進めず
相手に打診する、尋ねる、確認することも必要です。

無用なやりとりがダラダラと続くのは考え物ですが
一度に決着をつけるのではなく
「相手と対話する」姿勢も大切。

自分の意見や主張を伝える場合も
「△△すべきです」「それは間違っています」
と高圧的に出るのではなく

Aさんのご意見はごもっともですが
と相手の主張を受け入れてから

私は○○と考えます(思います)
と自分の主張を述べるようにすれば
いきなり突っぱねるよりは角が立ちません。

相手に無視されたり、勝手に強要されると
誰しも反発心や不快感を抱くもの。

メールも会話も
相手とキャッチボールをしながら
進めていくことを心がけたいですね。

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今週は、的確なメールを書くための5つのチェックポイントをご紹介。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールを書く前の心構え
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ゴールを意識する

ビジネスメールを書く前に
心に留めておきたい5つのポイントを
今週はご紹介します。

●チェックポイント<1>
思ったことを、そのまま書いていないか?

ある会社に勤務する知人がこぼしていました。

東京に仕事関連の視察に行った部下の報告メールが
「○○が良かった」
「△△がすごいと思った」
という小学生の作文並みの内容で、がっかりした、と。

ビジネスメールでは
見たこと、感じたことをそのまま書いても
「素直でよろしい」「よくできました」という
評価は得られません。

相手に伝えるべきは
いつ、どこで、何があり
それによって「どうしたか」
あるいは「どうするか」
です。

例えば、展示会に行ったのであれば
「展示会場で見た、ABC社の新製品には○○が採用されており、目を引いた。
早速カタログを取り寄せ、社内で導入を検討したい」

視察に行ったのであれば
「視察したABC社の製造ラインでは、
△△によりロスが30%減少したとのこと。
当社の課題を解決するうえで参考になるため、デモ機の利用を交渉中」

のように、
「何がどうして、どうなったか」に加え
「どのように」次のアクションにつなげたかが重要になってきます。

ただ見たこと、感じたこと、思ったことだけ
を書くのではなく

メールを書く前に
「相手に何を伝えるべきか」
というゴールを常に意識して、とりかかりましょう。

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【しごび】 の お す す め
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今週は、気をつけたい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法  < 敬語レッスン(5)
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「お励みになる」

「コンペに向けて、練習にお励みになっていると聞きました」

上記は、練習に熱心に取り組んでいる相手に対する敬語表現です。

尊敬語「お~になる」自体は間違っていませんが
「お励みになっている」という表現は、
今ひとつしっくりきません。

「励む」という動詞を敬語に変換するよりも
「励んでいる」状態を表す「いる」の方を敬語に変換して
「励んでいらっしゃる」としたら、収まりがよくなります。

「コンペに向けて、練習に励んでいらっしゃると聞きました」

もう一つ、違和感のある敬語の例を挙げます。

「会長がご他界なさったと聞き、驚いています」

「する」の尊敬語は「なさる」です。
間違いではないのですが
「ご他界なさる」という表現より

この場合は、同じ「する」の尊敬語でも
「される」を使い
「他界された」とする方がしっくりきます。

「会長が他界されたと聞き、驚いています」

あるいは
「会長の訃報を聞き、驚いています」

と書き換えることもできます。

このように尊敬の「お」「ご」は、後に続く
動詞との組み合わせによっては不要な場合もあることを
気に留めておきましょう。

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今週は、気をつけたい敬語の使い方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 敬語レッスン(4)
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                         「ご参考ください」

「添付の資料が仕様です。
訴求ポイントは既存製品と同じなので、ご参考ください

最期の文にある「ご参考ください」。
「ご配慮ください」「ご理解ください」と同じ感覚で
使っているものと思われますが
「ご参考ください」
という表現はありません。

元の文意としては
「参考にしてください」
なので、無理に敬語を使わなくても
このままでも差し支えありません。

このように「ご」を付ければ、
自動的に敬語になるわけではないので
注意を!

敬語表現にするのなら
参考になさってください
が適切と考えます。

元の文である
「参考にしてください」の
「~する」の尊敬語は
「~なさる」。

「参考」の方ではなく
それを受ける「~にしてください」を
「~になさってください」
と尊敬語にする方が自然ではないでしょうか。

したがって、上記の文例に
敢えて敬語を使う場合は……

「添付の資料が仕様です。
訴求ポイントは既存製品と同じなので、参考になさってください

と書き換えることができます。

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